二人のための居場所探し

二人で穏やかに過ごしていける場所を探している。その過程や日常、雑記など思いつくままに記していけたらと思う。

杜若の日常

朝5時、起床。6時、家を出る。1時間45分かけて通勤。7時50分、到着と同時に業務開始。16時45分、定時。そこから20時過ぎまで残業。残業代は一律決められた金額しか支払われず、時間に応じて出るわけではない。22時、帰宅。帰宅後、家事を行い日をまたぐ。土曜日、日曜日も出勤、出勤、出勤……。
通勤時間を削れば或いは、と思う方もいるだろう。いずれは語ることもあろうと思うが、転居は諸事情があって許されなかった。仮に転居していても、出勤時間は早まって、退勤時間は伸びていただろう。甘えは許されず、終わりもなく、際限なく仕事をし続ける。
公務員にも色々な種類がある。

この情報だけでも、僕の職業がわかる方もいるかもしれない。この仕事が元々凄く楽しくて、好きだった。でも、いつからか、耐えられないくらいの苦痛に変わってしまった。世間的に見ればご立派な公務員様を、辞めたいと思うようになった。

ただいま絶賛休職中ではあるが、今日は引き継ぎのために通勤している。理屈では必要だし、すべきことだとはわかっている。それでも身体が重く、心苦しい。すこぶるアンニュイな気分だ。心がパンクして通勤できないというのに、通勤しなくてはならないなんて。17時過ぎには終わったけれど、心が張り裂けそうだった。プレッシャーが凄かった。まだ引き継ぎ自体は続く。億劫だけれど。

ここ最近の生活を振り返ると、穏やかな毎日だった。店舗を探しに行ったり、花を買ったり、コーヒーを淹れたり、料理をしたり、買い物に行ったり。何かに追われることなく、静かにすぎていく感じがした。

はやる気持ちもあるが、これから改めて店舗を見つけていきたいなと強く思った1日だった。